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信濃の疏水

木曽地域

ため池イベントで大人も子供も笑顔いっぱい 菅大平温水ため池(あやめ公園池)(すげおおだいら)

 「木曽川源流の里」木祖村は、木曽郡の最北部に位置し、標高約1000mの冷涼な気候を活かして栽培される「御嶽はくさい」の産地です。村には、やぶはら高原スキー場など、いくつもの観光スポットがありますが、その一つに、農林水産省「ため池百選」に選定された「菅大平温水ため池(あやめ公園池)」があります。
 この池は、冷たい沢水を一度貯めることで、水稲栽培に適した水温に上昇させ、地域の田んぼに用水を供給しています。また、地域の方々が管理するたくさんのアヤメが毎年咲き誇り、その美しい景観を楽しみに県内外から多くの観光客が訪れています。
 しかし、築造後40年以上が経過し、施設の老朽化が進んだため、平成29 年度から県営農村地域防災減災事業による改修工事を実施しており、平成32年度の完成を目指して取り組んでいます。
 工事の実施前には、池の水を抜く必要があったため、平成30年7月22日に木祖村が「あやめ公園池の水を全部抜くイベント」を開催し、地域の大人や子供が顔中泥だらけになりながらフナやコイ、ワカサギなどを捕まえて、別の場所に造った仮の池に移動しました。地域の多くの皆さんが参加したイベントを通じ、このため池が地域から愛されていることを再認識できました。
 今後も、アヤメが咲き誇る美しい姿のまま、大切に保全され続けていくことでしょう。
2018年10月掲載

•施設の管理者 木祖村